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2022.03.24
環境

環境や家計に優しいエコ住宅の特徴や注意点をまとめてみた

環境や家計に優しいエコ住宅の定義やメリットなど

目次

 

 

注文住宅の購入は、人生の中で大きな買い物の一つ。

 

そんな注文住宅ですが、最近では注文住宅を建てるとき「エコ住宅」を選ぶ家庭も増えています。
エコ住宅は環境や地球に優しいだけでなく、家計にもやさしいのです。

 

そこで今回は「環境や家計に優しいエコ住宅の特徴や注意点をまとめてみた」と題して、エコ住宅について詳しく解説します。

環境や家計に優しいエコ住宅とは自然エネルギーが最大限に生かされている住宅

エコ住宅とは?

ここでは、エコ住宅の基礎情報を解説します。

各省庁によってエコ住宅の定義や名称は異なる

エコ住宅と言っても、定義や名称は各省庁によっても異なるのです。

 

環境省によると敷地の条件や地域の気候風土、住まい方に応じて自然エネルギーが最大限に活かされている住宅をエコ住宅と定義しています。
身近で入手できる地域の素材で、環境に負担を掛けないことを条件にしています
※環境省ではエコ住宅を「エコハウス」と呼んでいます。

 

経済産業省や国土交通省では省エネ基準を定めていて、省エネ基準をクリアした住宅には「住宅省エネラベル」が表示できる仕組みです。
客観的に住宅省エネラベルがある住宅がエコ住宅だと言えます
※経済産業省と国土交通省はエコ住宅を「省エネ住宅」と呼んでいます。

断熱や気密性能が高いドアや窓が採用されている

エコ住宅の具体例としては床や壁、屋根や天井に断熱材が入っていたり、断熱や気密性能が高いドアや窓などで熱が出入りする回数が少ないのも特徴です。

 

これにより夏は涼しく冬は暖かい住宅になり、クーラーやエアコンなどの家電の使用が抑えられます。
さらには二酸化炭素の排出量が削減できて、電気代も抑えられるのです。

エコ住宅に採用される設備はアルミ樹脂複合サッシやエコ給湯システムや節水トイレなど

エコ住宅に採用される設備

 

ここではエコ住宅に採用される設備について解説します。

アルミ樹脂複合サッシ

「アルミ樹脂複合サッシ」は、高断熱や高気密を実現する設備。

 

アルミサッシを室外側に設置して、室内側に断熱性や防露性に優れた樹脂サッシを採用することで効率が上がります。
併せて、太陽光発電パネルもエコ住宅で多く設置されている設備です。

 

太陽光発電パネルは住宅の全ての電気太陽光発電で賄えます。
また蓄電池を組み合わせることで、昼間は電力会社が提供する電気を使い、夜は昼間に発電しておいた電気を使うなどハイブリッドな方法も可能です。

エコ給湯や節水トイレなど

電力以外にもエコ給湯やエコジョーズ、ガス代を節約できる設備や節水トイレなど水道代を節約できる設備も存在しています。

 

建築資材や家具、壁紙用の接着剤などに含まれているホルムアルデヒドを軽減した住宅も、エコ住宅に含まれます。
注文住宅を建てる方の中には、お子さんが生まれたことをキッカケにホルムアルデヒドを軽減させる設備を採用する方も多いのです。

 

注文住宅購入は毎月のコストに目がいきがちですが、「子どもが安心して過ごせる」との観点からもホルムアルデヒドを軽減する設備は注目です。

エコ住宅のメリットは光熱費を抑えられる点や住宅全体の温度差が少ないこと

エコ住宅のメリット

 

ここではエコ住宅のメリットを解説します。

光熱費がグッと抑えられる

エコ住宅は光熱費がグッと抑えられます。

 

冬場に1日8時間エアコンをつけた場合、月々約7,000円近い電気代が必要です。
断熱や気密性能が高いエコ住宅は、夏涼しく冬暖かい家です。
そのため普通の住宅よりもエアコンを使用する機会が減って、光熱費が大きく下がるのです。

 

それ以外にも太陽光発電やオール電化システムを併用することで、光熱費がゼロになったり電力が余る場合も。
光熱費というランニングコストが削減できるなら、注文住宅を購入する際に他の所に予算が回せて、理想のマイホームが手に入るかもしれません。

住宅全体の温度差が少ない

エコ住宅は断熱・機密性能が高いので、住宅全体の温度差が少ないのもメリットです。

 

「廊下が冷たくお手洗いまでの道のりが辛い」なども軽減されますし、急激な温度変化によるヒートショック現象のリスクも軽減されます。
温度差が少ないのでカビや結露の発生も抑制できます。

 

「いつのまにか室内が傷んでいた」ことも防ぎますし、住宅全体の寿命が長くなる効果も期待できます。

エコ住宅の注意点は設計段階から検討しておくことと補助金の手続きの確認

エコ住宅の注意点

 

ここではエコ住宅の注意点を解説します。

 

エコ住宅を選ぶ時の注意点は、住宅は自分と家族が快適に過ごせることを念頭におくこと。
補助金の交付を受けるために必要ない設備を設置することは本末転倒ですし、施工中に急に省エネ性能を変更すると、工期が遅れて追加工費が発生する可能性もあります。

 

そうなると施工にも影響が出る可能性があるので、設計段階でしっかりと検討し納得した工事を進めることが重要なのです。

家族と地球に優しいエコ住宅で快適な毎日を!

 

エコ住宅は家族や地球に嬉しい住宅になる可能性があります。

 

しかし、想定された運用方法と運用方法が異なるとコストが発生することも。
そのため、住宅に合わせるのではなくライフスタイルに住宅を合わせることがポイントです。

 

ちなみに、補助金を受けるには複雑な手続きを完了させる必要があります。
それらを考慮したて、エコ住宅を検討しましょう。

まとめ

今回は、エコ住宅の特徴やメリットなどについて解説しました。

 

家族や地球に優しいだけではなく、光熱費が抑えられるなどエコ住宅にはさまざまなメリットがあります。
家族が快適に生活することを念頭に置いて、後悔しないエコ住宅選びを実践してはいかがでしょうか?

 

リブワークでは、注文住宅に詳しい専門スタッフが丁寧に対応します。お気軽にご相談ください!!