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2021.09.28
設備仕様

注文住宅で人気の設備は?最新のトレンドやお勧めの設備も解説

注文住宅で人気の設備やトレンドとは

目次

 

この記事を読んでいるあなたが注文住宅を建てる時、どんなことに注目しますか?

間取りや内装、キッチンなどさまざまですが、考えなければいけないのが「どんな設備やオプションを付けるのか」です。最近では快適に生活するための設備がどんどん増えています。

そこで今回は、注文住宅で人気の設備について詳しく解説します。これから注文住宅を立てる方はもちろん、リフォームも行なう予定の方も参考にしてください。

外観

注文住宅で人気の外装の設備やトレンドとは

家の顔とも言える外観。

注文住宅というと内装や間取りのことに頭が一杯になる方も多いかもしれません。しかし、外観を適当にして後悔した方も少なくないのです。

ここでは、便利な外観の設備やオプションを解説していきます。

タイル外壁

高級感ある見た目が特徴のタイル外壁。

土や石を高温で焼き固めて作られる独特な風合いが特徴。汚れや傷に強く経年劣化が少ないメリットもあります。雨風や強い日差しなどにも強いので、変色や色褪せの心配も少なく済むのも嬉しいポイント。

一般的な外壁に比べるとコストは掛かりますが、メンテナンスや費用を考えて外壁タイルを採用する方も多いのです。

セルフクリーニング外壁

セルフクリーニング外壁は、雨の力でセルフクリーニングする外壁。

親水性効果で空気中の水分子を取り込み外壁の表面に薄い膜を作ることで汚れを浮かせます。浮いた汚れは雨の力で流れ落ちるのでメンテナンスの手間が不要です。

ちなみに、日が当たる面はもちろん日陰面や夜間、季節にも関係なく効果が続きます。

屋上

土地があまり広くない場合でも、屋上を庭がわりに使えるのが最大のメリット。

屋上設置費用や維持費は掛かりますが、家族だけの素敵な空間になることは必至です。

防犯灯(センサーライト)

夜間の帰宅や来客時にあると便利なのが屋外用のセンサーライト。

防犯灯とも言われていて、手元や足元を明るく照らして空き巣被害の防止にも効果を発揮します。暗い玄関先は人影が見えづらいので空き巣に狙われる危険性があり設置する方が増えています。

内装

注文住宅で人気の内装の設備やトレンドとは

注文住宅を建てる時に気になるのが内装ではないでしょうか。

内装に取り入れたいオプションや設備を解説します。

フロアコーティング

フローリングを綺麗に保つために行なうフロアコーティング。

新築時の輝きを保つため定期的なコーティング作業が必要ですが、全ての部屋にワックスがけを行なうには時間と手間が掛かります。自分で対応する場合は材料費も掛かりムラになる心配もあります。

新築時にフロアコーティングを依頼すれば、20年~30年程度はメンテナンス不要で綺麗な状態が保てます。

塗り壁

珪藻土や漆喰などの塗り壁にはさまざまなメリットが。

珪藻土の場合は高い調湿効果や消臭効果があるので、気になる湿気や臭いを抑制してくれます。漆喰の場合は防カビ・防菌効果があるので、空気を綺麗にしてくれる効果が期待できます。

他の壁材と比べると高価ですが、室内空間を過ごしやすく快適にしてくれるのでオススメです。

腰壁

腰壁とは、壁の低い部分に板材などを張った壁を指します。

高さは90㎝~120cm程度で腰の高さにあるので「腰壁」と呼ばれているのです。一般的な住居では傷や汚れが付きやすいのが腰壁です。そのため、壁紙ではなく板材を使うことで、傷や汚れを予防できます。

小さな子どもがいるご家庭にオススメですし、見た目も高級感のある華やかな雰囲気を醸し出してくれます。

玄関ホールのダウンライト

ダウンライトとは、天井に埋め込まれた照明です。

照明の出っ張りが無いのでスッキリとした印象になり、程よい明るさでオシャレな雰囲気が演出できます。複数設置する場合は、設置する場所やそれぞれの大きさを変えることでイメージがガラリと変わり個性が発揮できます。

手すり

手すりを階段やトイレ、お風呂などに設置ことは一般的です。

小さな子どもや高齢者がいる家庭では手すりを追加しておくと安心です。玄関周りや洗面所、廊下など家族の動きを意識して設置しましょう。「今現在は必要ない」方でも長く住み続けることを見越して、手すりの設置を検討してみてください。

省エネ設備

ここでは、おすすめの省エネ設備をご紹介します。

太陽光発電

注文住宅を建てる方の中で需要が高まっているのが太陽光発電システム。

暮らしに必要なエネルギーを自ら作り出すので、電気代の節約だけではなく余った電力は売電して収益も得られます。購入設置費用は掛かりますが、数年程度の売電収入で費用を取り戻せる可能性があるのです。

ただ太陽光発電の効果は設置する土地や自然環境に大きく左右されるので、前もってしっかりとリサーチする必要があります。

蓄電池

電気エネルギーを貯めて放出したりできる蓄電池。

二次電池・バッテリーなどと呼ばれることも。電気料金の安い深夜に充電を行なって電気料金が高い昼間や停電時に電力として利用できます。

太陽光発電と一緒に導入する場合が多く見られて、売電量をアップさせられます。

エネファーム

エネファームとは、家庭用のガスで電気やお湯を作り出す家庭用燃料電池。

都市ガスやLPガスから取り出した水素と空気中の酸素を使って電気を作り出して、作られたた電気は日常生活の電力として使えるので電気代の節約になります。

この時に発生する熱を使ってお湯を沸かせるので省エネの効果があるのです。

HEMS

HEMSとは、家庭で使うエネルギーを管理するシステム。

「Home Energy Management System」の略称です。自宅の家電や電気を使う設備と接続するとで使用料をモニター画面でチェックできます。

それぞれの機器をコントロールしてエネルギーを自動制御してくれるなどのメリットも。

政府は2030年までに全世帯にHEMS設置を目指していて、先行して導入する方も増えています。

キッチン

注文住宅で人気のキッチンや省エネ設備のトレンドとは

ここでは、キッチンで導入したい設備やオプションを解説します。

ディスポーザ

ディスポーザはキッチンシンクの排水溝の下に設置します。

生ゴミを粉砕し水と一緒に排水管に流してくれるので、生ゴミの処理の手間が無くなります。料理中に出た生ゴミを簡単に処理できるのでキッチンはいつも清潔です。三角コーナーを置く必要も無くなります。

ハンドシャワータイプ水栓

ハンドシャワータイプ水栓はホースが引き出せる水栓です。

大きな鍋や花瓶に水を汲みたい時にも使えます。シンクの隅まで簡単に洗い流せるので毎日のお掃除がとっても楽になります。

食器洗い乾燥機

家族の人数が多い方にオススメなのが食器洗い乾燥機。

手で洗うよりも簡単に、綺麗に汚れを落とせます。食器洗いは意外と重労働ですが、食器洗い乾燥機を一度使うと手放せなくなる方も多いようです。

機種にもよりますが食器洗い乾燥機で使う水の量は手洗いの約7分の1~9分の1程度。節水にも大きく役立つ省エネ家電です。

浄水器

水道水に含まれる不純物を取り除いてくれるのが浄水器。

ペットボトルの水を購入したりウォーターサーバーを導入する家庭も増えていますが、コスト面では浄水器がオススメ。ビルトインタイプの浄水器を選べば、シンク周りを広々と使えます。

浴室

ここでは、浴室でリラックスした時間を過ごすために導入したい設備を解説します。

浴室テレビ

浴室テレビは浴室内の壁に設置するタイプのテレビ。

湯船に浸かってリラックスしながらテレビが楽しめます。「ゆっくり温まりたいけど長時間お風呂に入るのが苦手」「時間を有効活用したい」方にオススメ。

ジェットバス

お湯や気泡を噴出させる装置を備えた浴槽。

ジェットバスを利用すれば血行促進やリラックス、美肌やダイエットなどさまざまな効果が期待できます。噴出させるお湯は浴槽の中のお湯を使うので、電気代もそのまま。

浴槽によってはジェットバスを後付けで設置できないので、設置しようか検討している方は新築時に設置しておきましょう。

人工大理石浴槽

アクリルなどの合成樹脂で作られた人工大理石の浴槽です。

耐水性に優れていて加工が簡単なことが特徴。色や柄のバリエーション豊富で浴室にも取り入れている方も増えています。見た目に高級感が出るだけではなく、汚れや傷がつきにくいので掃除の手間がかかりません。

ちなみに、人製品によっては入浴剤が使えない場合もあるので事前に確認しておくと安心です。

ミストサウナ

家庭の浴室でも普及し始めているミストサウナ。

温かいミストを発生させて浴室内に噴霧して、保温や保湿などの効果が期待できます。短時間の入浴で体の芯まで温まるので、入浴時間があまり確保できない方にもオススメ。

浴室全体が暖かくなるので、体や髪を洗っている間も寒くないのも特徴です。普通のサウナと比べて湿度が高い状態が保たれるので、肌の乾燥が気になる方にもピッタリです。

手元スイッチ付シャワーヘッド

手元スイッチ付シャワーヘッドは、手元の部分にスイッチが付いているシャワー。

1度の入浴で使う水量は膨大ですし、家族が多い家庭の場合は水道代も気になりますよね。手元スイッチ付シャワーヘッドなら手元で簡単に水の吹き出しをコントロールできるので、節水に繋がります。

注文住宅で人気の浴室やトイレの設備やトレンドとは

トイレ

トイレのおすすめ設備を解説します。

手洗いカウンター

トイレ内に手洗いカウンターがあると便利。

洗面ボウルとセットになっていてその場で手が洗えます。棚と一体型になったデザインも増えていて収納としても使えます。

洗面所は何かと散らかりやすく生活感が出てしまう場所です。来客時にトイレ内で手を洗えるのはとても便利ではないでしょうか。

温水洗浄便座

もはやトイレの定番商品の温水洗浄便座。

一般的にウォシュレットやシャワートイレなどの商標で呼ばれています。洗浄する強度の調整だけではなく、乾燥や脱臭などの機能が搭載されている製品も販売されています。

2階トイレ

2階建ての家を建てるなら検討したいのが2階トイレ。

家族の人数が多い場合には設置しておいたほうが良いでしょう。混雑を防ぐだけではなく、夜中に起きてしまった時や来客時でも気兼ねなく利用できます。

後付けは更なる費用負担なので、新築時に検討することをオススメします。

注文住宅で人気の設備やトレンドを紹介

まとめ

今回は、注文住宅で人気の設備について詳しく解説しました。

時代とともに住宅設備も変化しています。これから注文住宅を立てる方・リフォームを行なう方も今回の記事をぜひとも参考にしてくださいね。